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災害時の衛生・清潔グッズの選び方比較|断水でも体・口・手を清潔に保つ道具

シュン家族・ペット防災担当
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災害時の衛生・清潔グッズの選び方比較|断水でも体・口・手を清潔に保つ道具

断水や避難生活が続くと、つい後回しになりがちなのが「体を清潔に保つこと」です。水が自由に使えないと、体・口・手を洗うのがむずかしくなり、気持ちの面だけでなく、感染症や体調悪化、口腔トラブルにもつながりやすくなります。しかも避難所の衛生用品が十分にそろっているとは限らず、配布が遅れることもあります。この記事では、水がいらない清潔グッズを「体・口・手」の3つの場面に分け、選ぶときの観点とともに比較していきます。

ヒント

この記事にはアフィリエイト広告(商品リンク)を含みます。特定の型番を断定的におすすめするものではなく、選ぶときの目安をお伝えするための例として紹介しています。価格・在庫・仕様は変動しますので、購入時は各商品の成分表示・注意書きを必ずご確認ください。

なぜ「衛生の備え」が必要なのか

災害で断水すると、手洗いや入浴、歯みがきといった毎日の清潔習慣が一気にむずかしくなります。清潔を保てない状態が続くと、感染症のリスクが高まったり、肌や口のトラブルが起きたりと、避難生活の体調に影響します。内閣府の指針でも、避難生活では衛生環境の確保が健康を守るうえで重要な課題として位置づけられています。

そして見落としがちなのが、避難所に衛生用品が十分に備わっているとは限らないという点です。数が足りなかったり、配布が届くまで時間がかかったりすることもあります。だからこそ、最低限の清潔グッズは一人ひとりが自分の分を持っておくことが、自分と家族を守る土台になります。

避難生活における衛生環境の確保が健康維持の重要な課題であることは、内閣府「避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」および「避難所運営等避難生活支援のためのガイドライン」で示されています。個人での衛生用品の備えは、これらの取組を補ううえでも役立ちます。

体の清潔|からだ拭きシートと水のいらないシャンプー

入浴できない日が続くと、汗やにおい、肌のべたつきが気になってきます。ここで役立つのが、水を使わずに体を拭ける「からだ拭きシート」と、水のいらない「ドライシャンプー」です。

からだ拭きシートは、大判・厚手のボディタオルタイプだと一枚で広い範囲を拭けて経済的です。個包装や少量パックに分かれていると、持ち出し袋にも入れやすくなります。汗をかきやすい夏場や、乳幼児・高齢者のいる家庭では、消臭・低刺激をうたうタイプが使いやすいでしょう。

からだ拭きシート(大判・厚手ボディタオル)

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からだ拭きシート(大判・厚手ボディタオル)

価格の目安: 数百円〜数千円前後

断水中の入浴代わりに、一枚で広い範囲を拭ける大判・厚手タイプ。消臭・低刺激をうたう製品だと、汗をかく季節や肌の弱い家族にも使いやすいです。開封後は乾きやすいので、期限とあわせて使い切れる量を選ぶのがおすすめです。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

水のいらないシャンプー(ドライシャンプー)は、スプレー・シート・フォームなどのタイプがあり、髪と頭皮のべたつきやにおいをおさえます。髪と体の両方に使えると案内される製品もあり、荷物を減らしたいときに便利です。使い方は製品によって違うので、表示を確認してから使いましょう。

水のいらないシャンプー(ドライシャンプー)

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水のいらないシャンプー(ドライシャンプー)

価格の目安: 数百円〜数千円前後

断水中でも髪や頭皮のべたつき・においをおさえられる、水のいらないタイプ。スプレー・シート・フォームなど形状があり、髪と体に使える製品もあります。長い髪や家族分を考え、必要量と使い方の表示を確認して選んでください。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

口腔ケア|水が少なくてもできる方法と道具

意外に思われるかもしれませんが、避難生活で軽視できないのが口の中のケアです。水が使えず歯みがきを我慢していると、口の中が不潔になりやすく、口臭や虫歯・歯周トラブルにつながります。とくに高齢者では、口の中の細菌が原因となる誤嚥性肺炎の予防の観点から、口腔ケアが重要とされています。

水がたっぷり使えないときでも、次のような方法や道具でケアができます。

  1. 1

    少量の水があるとき

    歯ブラシを少量の水でぬらして磨き、口をすすぐ代わりに、汚れをティッシュやガーゼで拭き取ります。水はごく少しでも磨かないより口の中を清潔に保てます。
  2. 2

    水がほとんどないとき

    液体ハミガキ(洗口液)を口に含んでから磨くと、すすぎが少なくて済みます。口腔ケア用のウェットシートで歯や歯ぐき、舌の汚れを拭き取る方法もあります。
  3. 3

    入れ歯を使っている人

    入れ歯は外して汚れを拭き取り、専用の洗浄・保管用品でケアします。つけたままにせず、こまめに清潔を保つことが大切です。

液体ハミガキ・口腔ケアシート(携帯用)

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液体ハミガキ・口腔ケアシート(携帯用)

価格の目安: 数百円〜千円台前後

水が使いにくいときに、すすぎを減らして口の中を清潔に保てる液体ハミガキや口腔ケアシート。持ち出し袋に入る携帯サイズが便利です。高齢の家族がいる場合は、拭き取りやすいシートタイプもあわせて備えると安心です。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

災害時に口腔ケアが体調維持のうえで重要であること、とくに高齢者では誤嚥性肺炎の予防につながることは、新潟県「災害時の口腔ケアについて」で示されています。日本歯科医師会も災害歯科医療対策として避難生活時の口腔ケアの大切さを発信しています。持病や治療中の方は、かかりつけの歯科医師の指示を優先してください。

手指衛生|除菌ウェットティッシュとアルコール

食事の前やトイレの後など、手をきれいにする場面は災害時にも必ずあります。水と石けんで洗えるのが理想ですが、断水中は除菌ウェットティッシュやアルコール手指消毒が頼りになります。

大容量パックを家に置き、持ち出し袋には携帯サイズを入れる、と役割を分けておくと切らしにくくなります。アルコールが使えない肌質の人向けに、ノンアルコールタイプもあります。ウェットティッシュは時間がたつと乾いて使えなくなるので、期限を決めて点検し、新しいものに入れ替えるローリングストックが基本です。

除菌ウェットティッシュ(大容量)

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除菌ウェットティッシュ(大容量)

価格の目安: 数百円〜数千円前後

食事前やトイレ後の手指衛生に。家に置く大容量パックと、持ち出し袋の携帯サイズを使い分けると切らしにくいです。乾いて使えなくなることがあるので、期限を点検しながらローリングストックで新しく保ちましょう。肌が弱い方はノンアルコールタイプも選べます。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

観点別に比較する

どのグッズも「水がいらないか」を軸に、肌へのやさしさや携帯性、家族構成をあわせて選ぶと失敗しにくくなります。主な4グッズを観点別に整理しました。

グッズ主な用途水の要否選ぶ観点
からだ拭きシート体の清潔・汗のケア不要大判・厚手か、消臭・低刺激か
ドライシャンプー髪・頭皮のべたつき不要形状(スプレー/シート/フォーム)、髪量
液体ハミガキ・口腔ケアシート口腔ケアごく少量〜不要携帯性、高齢者・入れ歯対応
除菌ウェットティッシュ手指衛生不要大容量か携帯か、肌質(アルコール可否)

選ぶときの共通のチェックポイントは次のとおりです。水がいらないか、肌への刺激が少ないか、大判・厚手か、個包装で持ち出しやすいか、消臭・除菌をうたっているか、そして家族構成に合うか(乳幼児のおしりふきと兼用できるか、高齢者の口腔ケアに向くか)です。ウェットティッシュ類は乾く消耗品なので、期限点検とローリングストックを前提に量を決めます。

メモ

肌が弱い方やアレルギー、持病のある方は、製品の成分表示や注意書きを確認し、合わないと感じたら使用を中止してください。乳幼児・高齢者や治療中の方は、かかりつけの医師・歯科医師や自治体の案内など、専門家の情報を優先しましょう。この記事は一般的な備えの考え方を示すもので、個別の医療判断に代わるものではありません。

なお、トイレまわりの衛生(排せつ物の処理)は、清潔グッズとは別に携帯トイレの備えが必要です。あわせて確認しておきましょう。

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よくある質問

衛生グッズは何日分そろえればよいですか
水や食料と同じく、まずは最低3日分、できれば1週間分を目安に考えると準備しやすいです。人数・日数分のからだ拭きシートやウェットティッシュを見積もり、消耗品は多めに持ってローリングストックで新しく保ちます。実際の必要量は家族構成や季節で変わるため、使いながら調整してください。
からだ拭きシートとウェットティッシュは同じものですか
用途が違います。からだ拭きシートは体を拭く大判・肌用で、除菌ウェットティッシュは手指やものを拭く用途が中心です。肌に使うものは肌用の表示があるものを選び、手指消毒用や住居用のものを体に使わないようにしましょう。
水がまったくなくても歯みがきはできますか
できます。液体ハミガキ(洗口液)を含んでから磨いたり、口腔ケア用のウェットシートで歯や歯ぐき、舌を拭き取ったりする方法があります。ごく少量の水があれば、歯ブラシをぬらして磨き、汚れをティッシュで拭き取るだけでも口の中を清潔に保てます。とくに高齢の家族がいる場合は、毎日のケアを続けることが大切です。
アルコールで手が荒れます。どうすればよいですか
ノンアルコールの除菌ウェットティッシュを選ぶ方法があります。水と石けんが使えるときはそちらを優先し、荒れが気になるときは保湿も取り入れてください。肌に合わない場合は使用を中止し、必要に応じて医療機関に相談しましょう。
乳幼児がいます。専用のものが必要ですか
赤ちゃんのおしりふきは体拭きにも兼用しやすく、低刺激で使い勝手がよいです。ただし製品ごとに用途の表示があるので確認しましょう。口や目のまわりなどデリケートな部分は、対応をうたった製品を選ぶと安心です。

まとめ|「水がなくても清潔」を家族分そろえる

断水や避難生活では、清潔を保つことが体調や気持ちの安定に直結します。体はからだ拭きシートと水のいらないシャンプー、口は液体ハミガキや口腔ケアシート、手は除菌ウェットティッシュやアルコールと、「水がなくてもできる」道具を場面ごとにそろえておきましょう。避難所の衛生用品はあてにしすぎず、一人ひとりが自分の分を持つことが安心につながります。消耗品は期限を点検しながらローリングストックで新しく保ち、肌や持病に不安があるときは製品表示と専門家の案内を優先してください。

災害時の衛生・清潔グッズ チェック

  • からだ拭きシート(大判・厚手)を人数・日数分そろえた
  • 水のいらないシャンプーを家族の髪量に合わせて用意した
  • 液体ハミガキや口腔ケアシートなど水が少なくてもできる口腔ケア用品を備えた
  • 高齢者・入れ歯の家族がいる場合は入れ歯ケア用品も用意した
  • 除菌ウェットティッシュを家用(大容量)と持ち出し用(携帯)で分けた
  • 肌質に合わせてアルコール/ノンアルコールを選んだ
  • ウェットティッシュ類の期限を点検し、ローリングストックしている
  • トイレまわりの衛生は携帯トイレで別に備えている

出典・参考

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