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停電・猛暑の暑さ対策グッズの選び方比較|電源が要らない冷却グッズで熱中症を防ぐ

ツムギ住まいの防災・ライフライン担当
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停電・猛暑の暑さ対策グッズの選び方比較|電源が要らない冷却グッズで熱中症を防ぐ

気象庁の季節予報では、2026年の夏も全国的に気温が高い見通しが示されています。台風や落雷で停電が起きるとエアコンが止まり、室内にいても熱中症の危険が高まります。この記事では、電源に頼りすぎずに使える暑さ対策・冷却グッズを、選び方の軸にそって4タイプで比較します。特定の型番を推すのではなく、「どんなタイプを、どう組み合わせるか」を整理するのが目的です。

ヒント

この記事にはアフィリエイト広告を含みます。紹介する商品は「選び方の目安」を示す代表的なタイプで、特定の型番を断定的に推奨するものではありません。価格・在庫・仕様は変動するため購入前に各販売サイトの最新情報をご確認ください。

まず押さえたい熱中症予防の基本

冷却グッズを選ぶ前に、熱中症予防の土台を押さえておきます。基本は「水分・塩分をこまめにとる」「涼しい環境に身を置く」「暑さ指数(WBGT)を確認する」の3つです。暑さ指数は気温だけでなく湿度や日射の影響を含めて暑熱環境を評価する指標で、環境省が情報を提供しています。

暑さ指数(WBGT)は、気温・湿度・輻射(日射など)の3つを取り入れた指標で、湿度の影響が大きいのが特徴です。熱中症の危険度の目安として環境省が公表しています。

注意したいのは、扇風機の風だけでは高温多湿の環境では体が十分に冷えないことがある点です。汗が蒸発しにくい湿度の高い日は、風を当てても熱がこもりやすくなります。冷却グッズはあくまで補助と考え、水分・塩分の補給や、エアコンの効いた部屋・クーリングシェルターなど涼しい場所への移動と組み合わせるのが前提です。

注意

高齢の方や小さな子どもは、暑さやのどの渇きを感じにくかったり、がまんしがちだったりします。停電時はとくに、周囲がこまめに声をかけ、水分と体調を確認してください。無理をせず、涼しい場所やクーリングシェルターへの移動もためらわないようにしましょう。

冷却グッズを選ぶ5つの軸

停電も想定した暑さ対策グッズは、次の軸で比べると自分に合うものが見つけやすくなります。

  1. 1

    電源の要否と稼働時間

    充電式か、乾電池式か、電源がまったく要らないか。停電が長引く前提なら、電源不要のものや乾電池式を1つは持っておくと安心です。充電式は満充電での連続稼働時間も確認します。
  2. 2

    冷やし方のしくみ

    「風を送る(扇風機)」「気化熱で冷やす(濡らすタオル)」「保冷剤で直接冷やす」「ペルチェ素子で冷やす(要電源)」の4系統があります。しくみによって停電時の使い勝手が変わります。
  3. 3

    携帯性か据え置きか

    持ち歩く前提のハンディ・首かけタイプか、家や避難先に置いて使う卓上・据え置きタイプか。用途を分けて考えると重複買いを避けられます。
  4. 4

    冷やす部位に合うか

    首・脇の下・脚の付け根など、太い血管が皮膚の近くを通る場所を冷やすと効率よく体温を下げやすいとされます。部位に合わせて形を選びます。
  5. 5

    価格の目安と数のそろえやすさ

    安価なものは家族分をそろえやすく、消耗品(保冷剤・冷感タオル)は多めに持てます。高機能なものは1人1台の主力として考えると無駄がありません。

体の冷やし方について、環境省・厚生労働省の啓発資材では、首まわり・脇の下・脚の付け根など太い血管が通る部位を冷やす方法が紹介されています。

タイプ別に比較|停電時の使い勝手で見る

4タイプを、電源の要否と冷やし方の観点で整理すると次のようになります。

タイプ冷やし方電源向いている場面
ポータブル扇風機風を送る充電式/乾電池式持ち歩き・卓上。乾電池式は停電に強い
ネッククーラーリング(保冷)/ペルチェ不要(リング)/充電式(ペルチェ)首を冷やす。屋外・移動時
冷感タオル気化熱(水で濡らす)不要電源が全くない場面。繰り返し使える
保冷剤・冷却枕保冷剤で直接冷やす不要(冷凍/自然冷却型)就寝時・据え置き。停電初期に強い

停電の長さで考えると、電源が要らない「冷感タオル」「保冷剤(自然冷却タイプを含む)」「乾電池式扇風機」は初動から使えます。充電式扇風機やペルチェ式ネッククーラーは、モバイルバッテリーやポータブル電源とセットで用意しておくと、停電が続いても使い続けやすくなります。

1. ポータブル扇風機(ハンディ・首かけ・卓上)

まず1台持っておきたいのが、持ち運べる扇風機です。充電式は風量調整の幅が広く静かなものが多い一方、停電が長引くと充電が課題になります。乾電池式や、乾電池と充電池の両対応モデルは、停電時にも電池を入れ替えて使えるのが強みです。首かけ型は両手が空き、卓上型は避難先のテーブルでも使えます。

ポータブル扇風機(充電式/乾電池対応タイプ)

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ポータブル扇風機(充電式/乾電池対応タイプ)

価格の目安: 2,000〜4,000円前後

停電も想定するなら、乾電池でも動くタイプや充電池と両対応のモデルが安心です。連続稼働時間と風量の段階を確認して選びましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

2. ネッククーラー(保冷剤リング/ペルチェ式)

首の左右には太い血管が通り、冷やすと効率よく涼しさを感じやすい部位です。ネッククーラーには、凍らせて首にかける保冷剤リング型(電源不要)と、電気で冷やすペルチェ式(充電式)があります。停電中は電源不要のリング型が扱いやすく、日常や屋外移動ではペルチェ式が繰り返し使えて便利です。用途で使い分けるのがおすすめです。

ネッククーラー(保冷リング/ペルチェ式)

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ネッククーラー(保冷リング/ペルチェ式)

価格の目安: 1,500〜6,000円前後

電源不要のリング型は停電に強く、ペルチェ式は充電で繰り返し使えます。停電も想定するなら、まずリング型を家族分そろえておくと安心です。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

3. 冷感タオル・冷却タオル(水で濡らす)

水に濡らして絞り、振ると気化熱で冷たくなるタオルは、電源が全く要らないのが最大の利点です。水さえあれば繰り返し使え、家族分を安価にそろえられます。首に巻けば太い血管を冷やせます。ただし乾くと冷却効果が落ちるため、こまめに濡らし直す手間がある点は押さえておきましょう。断水も重なる場面では、貴重な飲料水を使わずに済むよう、生活用水の確保とあわせて考えます。

冷感タオル・冷却タオル(水で濡らすタイプ)

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冷感タオル・冷却タオル(水で濡らすタイプ)

価格の目安: 500〜1,500円前後

電源が全く要らず、水があれば繰り返し使えます。安価なので家族分をまとめて備えやすいのも利点。乾いたら濡らし直して使います。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

4. 保冷剤・冷却枕・冷却シート

冷凍庫でためた保冷剤は、停電の初期に頼れる備えです。首・脇の下・脚の付け根に当てると効率よく体を冷やせます。就寝時には冷却枕(保冷まくら)があると、夜間の寝苦しさをやわらげやすくなります。おでこや首に貼る冷却シートは電源も冷凍も不要で、持ち出し袋にも入れておけます。凍らせたペットボトルは、溶ければそのまま飲み水にもなり一石二鳥です。

保冷剤・冷却枕・冷却シート

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保冷剤・冷却枕・冷却シート

価格の目安: 500〜3,000円前後

停電初期は冷凍庫の保冷剤が主役になります。就寝用の冷却枕や、電源不要の冷却シートも合わせると、夜間や持ち出し時に対応しやすくなります。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

停電の長さで組み合わせを考える

グッズは1つに絞らず、電源の要否で組み合わせるのが実用的です。停電の初動は「保冷剤・冷感タオル・乾電池式扇風機」で乗り切り、停電が長引く場合に備えて「充電式扇風機+モバイルバッテリー」を用意しておくと、切れ目なく涼をとりやすくなります。

メモ

エアコンは消費電力が大きく、一般的な家庭用ポータブル電源で長時間動かすのは難しいことが多いものです。停電対策では、消費電力の小さい扇風機やペルチェ式グッズを動かす前提で電源を考えるほうが現実的です。電源の選び方は関連記事にまとめています。

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防災用ポータブル電源・モバイルバッテリーの選び方|容量と出力の目安、後悔しない選び方

停電を伴う夏の暑さへの備え全体(情報の受け取り方・水分・涼のとり方)は、こちらの記事で整理しています。

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この夏の防災|猛暑予想の2026年、停電を伴う暑さと熱中症にどう備えるか

よくある質問

停電時にいちばん頼りになる冷却グッズはどれですか
電源が要らないものが基本です。冷凍庫にためた保冷剤、水で濡らす冷感タオル、電源不要の保冷リング型ネッククーラーは停電の初動から使えます。乾電池式の扇風機を1台足すと、風も確保できて安心です。
扇風機だけで熱中症は防げますか
風だけでは足りない場合があります。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、風を当てても体に熱がこもりやすくなります。水分・塩分の補給、涼しい場所への移動、体を直接冷やすグッズと組み合わせて使ってください。
体はどこを冷やすと効率がよいですか
首まわり・脇の下・脚の付け根など、太い血管が皮膚の近くを通る場所を冷やすと効率がよいとされています。環境省・厚生労働省の啓発資材でも紹介されている方法です。冷やしすぎには注意し、心地よいと感じる範囲で使いましょう。
ペルチェ式ネッククーラーは停電でも使えますか
ペルチェ式は電気で冷やすため充電が必要です。停電が長引くとモバイルバッテリーやポータブル電源がないと使い続けられません。停電を想定するなら、電源不要の保冷リング型や冷感タオルも合わせて備えておくと安心です。
子どもや高齢の家族にはどれが向きますか
扱いが簡単で電源不要のもの、たとえば冷感タオルや保冷リング型ネッククーラー、冷却シートが向きます。ただしグッズ任せにせず、周囲がこまめに声をかけ、水分と体調、涼しい環境の確保を優先してください。

今日からの一歩

冷却グッズは、電源の要否で役割を分けてそろえるのがコツです。まずは電源が要らないものから家庭に用意し、停電が長引く場合に備えて充電式と電源(モバイルバッテリー等)を足していきましょう。

停電・猛暑にそなえる冷却グッズ

  • 冷凍庫で保冷剤をためておく(停電初期の主役・凍らせたペットボトルも)
  • 水で濡らす冷感タオルを家族分そろえる(電源不要・繰り返し使える)
  • 電源不要の保冷リング型ネッククーラーを1つは用意する
  • 乾電池式または充電池対応の携帯扇風機を1台備える
  • 充電式グッズ用にモバイルバッテリー・ポータブル電源を確保する
  • 水分・塩分(経口補水液・塩分タブレット)と涼しい場所の確認をセットにする

暑さ指数や熱中症警戒アラートの受け取り方、クーリングシェルターの確認については、こちらの記事も参考にしてください。

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熱中症特別警戒アラートとクーリングシェルター|家族を守る備えと避難行動

出典・参考

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