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防災リュック・防災セットの選び方|市販セットは何を基準に選ぶ?中身の過不足を防ぐコツ

ツムギ住まいの防災・ライフライン担当
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防災リュック・防災セットの選び方|市販セットは何を基準に選ぶ?中身の過不足を防ぐコツ

「防災リュックを用意しなきゃ」と思いつつ、中身をゼロからそろえるのは大変です。そんなときに便利なのが、必要なものがまとまった市販の防災セットです。ただ、セットは「買って安心」で終わりやすく、いざ開けてみたら家族に合っていなかった、ということも起こります。この記事では、市販セットを何を基準に選び、足りないものをどう補うのか、後悔しない選び方を整理します。

ヒント

この記事にはアフィリエイト広告を含みます。紹介する商品は「選び方の目安」を示す代表例です。価格・在庫・仕様は変動するため、購入前に各販売サイトの最新情報を必ずご確認ください。

市販セットは「土台」|ゼロから作るより早い

防災リュックは、中身を一つひとつ集めるとかなりの手間です。市販の防災セットは、リュック・水・食料・簡易トイレ・ライトなど、最低限の必需品がまとまっているため、備えの土台を一気に用意できます。まず1つ持っておくと、「何も備えていない」状態からは確実に前進できます。

大切なのは、セットを「完成品」ではなく「土台」と考えることです。セットの中身は標準的な大人を想定したものが多く、家族の人数や年齢、持病などによって、足すべきもの・要らないものが出てきます。買ったら一度すべて開けて、わが家に合わせて調整する。この一手間が、いざというときの使いやすさを大きく変えます。

非常用持ち出し袋は、避難時にすぐ持ち出せるよう玄関などに置いておくものです。中身は定期的に点検し、家族構成や季節に合わせて見直すことが、内閣府や自治体で呼びかけられています。

選ぶ基準|リュック・中身・人数の3点で見る

市販セットを選ぶときは、価格やアイテム数だけでなく、次の3点を確認すると失敗しにくくなります。

  • リュックの背負いやすさ: 肩ひもの幅、背面のクッション、防水性。実際に背負って避難できるか
  • 中身の質と構成: 水や食料の量、簡易トイレの回数、ライトの種類。数だけでなく中身の実用性
  • 人数への対応: 1人用か家族用か。基本は1人に1つずつ用意するのが理想

注意

「アイテム◯◯点」という数の多さだけで選ばないよう注意しましょう。点数が多くても、細かい小物ばかりで水や食料が少ないこともあります。命を守るのは、まず水・簡易トイレ・明かり・情報です。数より中身の中身を確認してください。

防災セット(1人用・スタンダードタイプ)

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防災セット(1人用・スタンダードタイプ)

価格の目安: 8,000〜15,000円前後

まず1つそろえるなら、水・食料・簡易トイレ・ライト・ラジオなど基本がまとまった1人用が土台になります。防災士監修などの表記があると、中身の構成の目安になります。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

重さの目安|「背負って歩けるか」で決める

防災リュックで見落とされがちなのが重さです。中身を詰め込みすぎると、いざというとき背負って避難できません。背負って歩ける重さの目安は、体力や体格にもよりますが、女性で10kg、男性で15kg程度までといわれます。高齢の方や小柄な方は、これより軽くする必要があります。

最初に作った防災リュックは、あれもこれもと詰めて重すぎ、玄関で持ち上げてため息が出ました。本当に必要なものだけに絞り直したら、ずっと背負いやすくなりました。『背負って階段を下りられるか』を基準にすると、自然と中身が絞れます。
集合住宅で家族3人と暮らす読者

重さで悩んだら、次の「一次・二次」の分け方が役に立ちます。すべてを1つに詰め込まず、役割で分けるのがコツです。

一次持ち出しと二次持ち出し|役割で分ける

防災の備えは、避難のタイミングによって「一次持ち出し」と「二次持ち出し」に分けると整理しやすくなります。

区分目的中身の例置き場所
一次持ち出し発災直後、まず身を守って逃げる水・簡易トイレ・ライト・ラジオ・薬・貴重品玄関・寝室など、すぐ持てる場所
二次持ち出し落ち着いてから取りに戻る・在宅避難に使う多めの水と食料・着替え・衛生用品家の中の安全な収納

持ち出し品を一次(すぐ避難する分)と二次(あとで補充する分)に分ける考え方は、避難の負担を軽くするために自治体などで紹介されています。何を一次にするかは、住まいや家族の状況に応じて調整してください。

市販セットは、この「一次持ち出し」に相当することが多いものです。二次持ち出しや在宅避難のための備蓄は、別に用意しておくと安心です。家庭の備蓄全体の考え方は、こちらの記事でまとめています。

あわせて読みたい

家庭の備蓄品リスト|水・食料は3日分から1週間分を目安に無理なくそろえる

家族に合わせて足す|女性・子ども・高齢者

市販セットに足しておきたいのが、その人ならではの必需品です。標準的なセットには入っていないことが多いため、家族に合わせて補います。

  • 女性: 生理用品、下着の替え、防犯ブザー、中身の見えない防臭袋
  • 乳幼児: ミルク・液体ミルク、おむつ、おしりふき、母子健康手帳のコピー
  • 高齢者: 持病の薬とお薬手帳のコピー、予備の眼鏡・補聴器、入れ歯洗浄用品
  • 共通: コンタクト用品、常備薬、家族の連絡先メモ、少額の現金

女性向け防災セット(1人用)

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女性向け防災セット(1人用)

価格の目安: 10,000〜18,000円前後

生理用品や消臭袋、携帯トイレなど、女性の視点で中身を組んだセットもあります。標準セットに不足しがちな衛生用品が最初からそろっているのが利点です。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

家族向け防災セット(2〜3人用)

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家族向け防災セット(2〜3人用)

価格の目安: 15,000〜30,000円前後

家族分をまとめて用意したいときの選択肢です。ただし1つのリュックに家族全員分を詰めると重くなりすぎるため、背負う人ごとに分けられる構成が使いやすくなります。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

よくある質問

市販の防災セットだけで十分ですか
土台としては役立ちますが、それだけで十分とは限りません。標準的な大人向けの構成が多いため、家族の人数や年齢、持病に合わせて足し引きが必要です。買ったら一度開けて、わが家に合っているかを確認しましょう。
防災リュックは家族に1つでよいですか
基本は1人に1つずつが理想です。避難時に家族がばらばらになることもありますし、1つに全員分を詰めると重くて背負えなくなります。少なくとも、背負う人ごとに分けられるようにしておきましょう。
重さはどれくらいまでが目安ですか
背負って避難できることが大前提です。目安は女性で10kg、男性で15kg程度までといわれますが、体力や体格で変わります。高齢の方や小柄な方はより軽くし、『背負って階段を下りられるか』で確認してください。
中身の点検はどのくらいの頻度で必要ですか
半年に一度など、時期を決めて点検するのがおすすめです。水や食料、電池、薬の期限を確認し、季節や家族の変化に合わせて中身を入れ替えます。防災の日など覚えやすい日に合わせると続けやすくなります。

まとめ|買ったら一度、開けてみる

市販の防災セットは、備えの第一歩をぐっと近づけてくれます。大切なのは、それを完成品にせず、わが家に合わせて育てていくことです。今日の一歩は、セットを1つ用意して一度すべて開け、家族に足りないものを書き出すことです。

防災セットを活かす手順

  • 1人に1つを基本に、まず土台となる防災セットを用意する
  • 買ったら一度すべて開け、中身を確認する
  • 背負って歩ける重さ(女性10kg・男性15kgが目安)に調整する
  • 女性・子ども・高齢者など、家族ならではの必需品を足す
  • 一次持ち出しと二次持ち出しに分け、半年に一度点検する

中身の具体的なチェックリストは、こちらの記事で詳しくまとめています。市販セットの過不足を確認するときに、あわせてお使いください。

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